【個人情報対策】JAPHICマーク取得企業における盗聴対策について

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JAPHICマーク取得企業は、ネットワークを介した情報セキュリティの脅威に対し、適切な対策を行う必要があります。
また、物理的な脅威についても注意する必要があり、その一つに第三者による盗聴が挙げられます。
今回は、JAPHICマーク取得企業における盗聴対策について解説します。

JAPHICマーク取得企業における盗聴対策の重要性

JAPHICマーク取得企業は、以下の理由により盗聴対策を行う必要があります。

・情報を保護するため
・顧客からの信頼性を維持するため
・従業員からの信頼性を維持するため

第三者による盗聴により、JAPHICマーク取得企業の技術情報が窃取される可能性があります。
こちらは、大きな経済的損失につながるおそれがあります。

また、盗聴による顧客情報などの漏えいは、顧客や取引先の信頼度を低下させる原因になります。

さらに、盗聴は従業員の信用を失うことにもつながります。
自身の声が筒抜けになっているかもしれないという環境下では、従業員が安心して過ごせません。

盗聴を行う犯人の主な目的

JAPHICマーク取得企業に盗聴を仕掛ける犯人には、以下のような目的があります。

・機密情報の窃取
・特定の人物の弱みを掴む
・特定の人物の監視、監督
・金銭などの窃取

中でも外部の第三者による盗聴は、主に機密情報や金銭の窃取を目的としています。

例えば盗聴によって機密情報の保管場所、パスワードやIDなどを窃取し、後日犯行に及ぶケースが該当します。
このとき、盗撮もあわせて行うケースが多いです。

また、金庫の場所や暗証番号などについても、盗聴または盗撮で情報を取得しようとします。

このような物理的な方法について、あまりイメージできないという企業関係者も多いかと思いますが、これらは実在する事案です。

ちなみに盗聴を行う第三者は、設備メンテナンスの作業員や清掃員、配達員などになりすまして社内に侵入するケースがよく見られます。

JAPHICマーク取得企業の盗聴対策

JAPHICマーク取得企業が行うべき盗聴対策には、主に以下の方法が挙げられます。

・盗聴器が設置されやすい場所を把握する
・来訪後にチェックする
・社外の人間を社内で一人にしない
・定期的に盗聴器調査を行う

電源タップ型の盗聴器は、電源の供給元が近い場所、デスクの周辺などに仕掛けられやすいです。
バッテリー式で小型のものについては観葉植物の中や掛け時計、絵画の裏など、紛れ込ませやすい場所に設置される傾向にあります。
盗聴器対策を行うのであれば、まずこのような仕掛けられやすい場所を把握しましょう。

また、社外の人間が来訪した後には、必ずその場が盗聴されていないかチェックすべきです。
特に来客を通す応接室や会議室は、重要な話し合いが行われることも多く、盗聴するには格好の場所と言えます。

さらに、社外の人間を社内で一人にしないことも大切です。

取引先などの仕事相手だけでなく、メンテナンスや配達の業者も含め、できるだけ社内で一人にさせず盗聴器設置の機会をなくすのが重要です。
作業の時間が長く、どうしても監視し続けられない場合は、後で作業が行われた場所をチェックしましょう。

ちなみに、JAPHICマーク取得企業が自社で行う盗聴器対策には限界があります。
そのため年1回などのペースで、専門業者や探偵に調査を依頼し、盗聴器を撤去してもらいましょう。

もちろん、その際には専門業者や探偵に話しを聞き、盗聴に関する情報をアップデートすることも大切です。

まとめ

盗聴は企業や一般家庭など、さまざまな場所で横行している犯罪です。
あまり心配していない企業ほど、「まさかウチが」といったように、盗聴の被害に遭いやすい傾向にあります。
特にJAPHICマーク取得企業は、適切な情報セキュリティ体制を維持していることから、物理的な脅威は盲点になっていることが考えられます。
そのため、前述したような盗聴対策については、全従業員で一丸となって行うべきです。

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